格安SIMでよく出てくる単語を、どや顔で解説してみる。

格安SIM大好きだけど、貧乏なので回線は超少ない筆者です。
docomoの格安スマホが、格安SIMの販売会社の意味の名称「mvno」に良く似た字面の「mono」であると言う見解を耳にしたので、改めて格安SIMの基礎の基礎を自分なりに(うろ覚えのまま)確認してみます。

mvno→「仮想移動体通信会社」
格安SIMを直接消費者に卸している会社。
●mvne→「仮想移動体サービス提供者」
mvnoに回線を提供している会社。mvnoを兼ねているところも多い。
●mno→「移動体通信会社」
docomoauSoftbankの事。mvne mvnoの回線は、ここから借りている。回線の卸元。
●sim→「通信に必要な情報が書き込まれたカード」
バイル通信に必要な情報が書き込まれたカードで、キャリア毎に呼び名が違うが、一般的にsimと呼んでいる。格安SIM以外はsimでは通じないようで、auで「simサイズを変更したい」と言ったら「icカードのことですか?」と怪訝な顔をされたのはいい思い出。
●速度(通信速度)→「理論値」と「実測値」がある。
格安simの場合、主に実測値の事を指す。mvno毎にも違うが、時間帯によっても変動する。曜日や加入者の変動でも変わって来るので、速度を重視するなら会社の規模や速度低下への対応など多面的に安定している会社を選びたい。
●エントリーパッケージ→初回事務手数料が無料になるコードが記載された台紙のパッケージ。大抵は手数料と同額が価格となっているが、探すとディスカウントされたものがあり、中には千円を切る物もある。有効期限がある物は早めに確認して登録を!元々用意していないところもある。
プリペイドsim→「前払いで利用できるsim」
追加支払いで延長出来るものや、事務手数料無しで月額契約に変更できるものがある。種類が多く、理解していないと比較が難しいが、海外旅行などでは行った先で買ったら重宝する。国内の回線を持っていくと、びっくりするほど請求される場合があるみたい。海外から日本を経由して海外に繋ぐからか?
●クレカ、口振→支払いが「クレジットカード」か「口座振替
基本的にクレカを指定する会社が多い。クレカの行う本人確認があるので二重で本人確認ができることと、確実に回収するためらしいけど、明示しているのを見たことはない。クレカを持たない、持てない人は、必然的に口座振替となるので選択肢が少ない。
●紹介コード(紹介ページ等)→初期登録の時紹介すると特典があったりするので、知り合いに紹介してもらって契約して、また他の人に紹介してお得に使いましょう。(無いところもあるので、あったらラッキーくらいな気持ちで)
●マルチキャリア→docomo回線とau回線を持つmvno。元祖はmineo。家族間でdocomoauから変えるときに統一できるので会社によっては通話割引が効いたり最安値より安値で維持できる場合がある。一人でもタブレットスマホがそれぞれdocomoauの場合もデータ量をシェアできたりして統合管理がしやすい。

以上が、個人的に必要最低限と思う用語でした。

「安いから」と言うことで格安SIMに変更を決めて、いざ使い始めたら通話の割引がなくて結果的に高くなったとか、昼間の通信が全然遅くて繋がらないとか、「がっかりエピソード」も結構あります。
初期登録事務手数料は大抵3000円くらいしますので、次々会社を変えるのも躊躇われます。MNPをするなら余計に費用が掛かりますし、解除料がかかるケースもあります。
そういった失敗を避けるためにも自分が重視するのは通話か通信か、はたまた両方かをはっきりさせてから比較して決めるのがいいと思います。
事務手数料無料とか、月額最大○カ月割引などのキャンペーンを利用して、試しに使うのもありだと思います。
お得な通話はキャリア(mvo)に任せて、多少遅くても通信は格安SIMで2台持ちにしてみるのも、その後にMNPも検討できるのでおすすめします。

知り合いに詳しい人が居たら聞いてみると良いです。
直接聞くと分からんところがどこかも分かるので(笑)

それではまた。